高齢者の他の市町村の施設への住み替え~介護保険は「住所地特例」の制度の対象となる
「わたしいろのくらし。」のゆんこです。
シニア世代のシンプルライフ、心地よい暮らしを考えます。(^^)/
高齢の親が一人暮らし、あるいは夫婦だけでの生活が難しくなった場合、
高齢者施設へ引越すという事も多いですね。
引越す先が同じ市であれば良いのですが、
住んでいた市町村ではなく、別の市町村へ、という場合も多いでしょう。
別の市町村へ転居した場合、住所は移しますか?
ウチの場合、義母は隣の市の戸建て住宅に住んでいたのですが、
入院をきっかけにわが家のある市のケアハウスに入居しました。
隣の市なので、介護認定は施設でも、
入院している時は 病院にも来てくれました。
郵便物は、わが家の方に送ってくださいとお願いしておけば
息子のわが家の方へ送ってくれます。
今は別の隣の市の老健ですが、住所を移さなくても問題なし、という事でした。
郵送先の変更の手続きをしてないところは、
住民票のある隣の市の戸建て住宅の方に届きますが、
隣の市で近い事、義母の家に多少の用もある事もあって
たまには郵便受けを確認できます。
実父の場合は、高速を使っても1時間強の場所、
電車だと2時間はみないといけないので、
ちょっとした事ぐらいでは行けません。
と、いう事で施設に住所を変えました。
直前はサ高住(サービス付き高齢者住宅)でしたが、
住んでいた戸建て住宅とは市が同じで近かった事もあって住所は変えていませんでした。ので、戸建て住宅から隣の県の別の市への住所の変更となります。
このような場合、高齢者施設への住所の変更の場合は
「住所地特例」の制度の対象となるんだそうです。
「住所地特例」の制度とは、住民票を移しても高齢者施設へ入居する場合は、
健康保険、介護保険の保険者は前の住所の市に、
管理も前の市がするという事になります。
これには、ちょっとびっくり。初めて知りました。
引越しして市役所に行って住所移転の手続きに行ったのですが、
住民票の受付から自動的に健康保険、介護保険の手続きの受付へ移動していく内に
説明を受けました。
介護認定が迫っていたのですが、
え、え、え、どうなるんだろう、、、
と、いう顔をしていたのか(笑)
介護認定は前の住所の市(保険者)が今の住所の市に依頼をして、
結局は今の市から依頼された人が行うんだそうです。(ホッ、、、)
(今の施設のケアマネージャーさんが、ヌカリのないように前の市の方に連絡をとるなどしてもらえて助かりました。)
今日、その介護認定の日でした。
実は父は現在入院しているので、
介護認定は病院で行いました。
氏名、生年月日、現在の生活状況などを質問されていました。
入院前は杖でなんとか歩ける程度で要介護度1ですが、
前の市のケアマネージャーの話では、
今度は要介護1はアヤシイカモ、、、要支援?
と言われていたようです。
しかし、現在は入院して手術して2週間近くほぼ寝たきり、
以前より確実に体力がおちている状態なので要介護ははずれないだろうと確信しています。(笑)
病室、というのがまたいいですね。
施設の部屋だとパソコンがあったり、本の内容から
まだまだ元気だ、と捉えかねないので、、、(笑)
介護認定に関しては「住所地特例」であっても何とかできました。
あとは結果を待つばかりです。
デメリットとしては、保険者が前の市なので
何かと連絡は前の市の市役所の窓口という事になります。
電話だけではダメな場合は郵送という手段になるので、
時間に余裕を持って手続きしていく事が必要なのでしょうね。
別のデメリットとしては、地域密着型施設への入居はダメなようです。
地域密着型施設とは認知症の方が対象の小規模(30人未満)のグループホームだそうです。
父はすでにケアハウスに入居しています。
入居しているケアハウスには利用者さんのレベルに応じて
「特定施設入居者生活介護」と言って、
日常生活の介護・リハビリ・健康管理などのサービスを受けられる仕組みがあり、
さらには特養もあります。
幸いに?(笑)認知症っぽいところはありませんので、
グループホーム向きではなさそうです。
なので、今のところは、「住所地特例」でのデメリットは少ないのかな?というところです。
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