年金が2000万円足りないってホント?
「わたしいろのくらし。」のゆんこです。
シニア世代のシンプルライフ、心地よい暮らしを考えます。(^^)/
世間では年金不足2000万円問題が賑やかですね。
ホントに2000万円不足するんでしょうか?
義母は、とてもじゃないけどそんな大金ありませんでしたけど(笑)
82歳までは自宅で、92歳までの10年は施設でちゃんと生活してきました。
目次
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年金が2000万円不足の話題が賑わっていますけど、ホントに2000万円不足するんでしょうか?
これは、総務省の2017年の高齢夫婦 無職世帯の家計収支の家計調査から、
あと何年生きるかで不足額が計算されているみたいです。
総務省の2017年の高齢夫婦 無職世帯の家計収支の家計調査
総務省の2017年の無職の高齢夫婦の家計収支が下記(左二つの棒グラフ)です。
収入
年金 191,880円 その他収入 17,318円 計 209,198円
支出
食費 64,520円
住居費 13,657円
水道光熱費 19,309円
家具家事用品 9,419円
保険医療 15,541円
被服履物 6,593円
交通通信 27,550円
教養娯楽 24,960円
その他 53,924円(内 交際費 27,315円)
非消費支出 28,240円
計 263,718円
不足額
収入 209,198円 - 支出 263,718円 = 不足額 54,520円
65歳から30年生きたとして単純計算の不足額
65歳から30年で、360ヶ月
不足額 54,520円 x 360 = 19,627,200円 ≒ 2000万円
節約した家計で収支を見直してみる
総務省の調査では一か月の支出が26万円でしたが、
ちょっと多くないでしょうか?
そこで、このくらいでもいけるのでは?という数字を考えてみました。
食費 50,000円
住居費 10,000円
水道光熱費 19,309円(同じ)
家具家事用品 4,709円 (約50%)
保険医療 15,541円(同じ)
被服履物 3,300円(約50%)
交通通信 20,000円
教養娯楽 12,480円(約50%)
その他 27,000円(内 交際費 13,700円)(約50%)
非消費支出 28,240円
計 204,279円
基本的にたぶん、家にはモノはたくさんあるので、そんなに買わなくてもいいんじゃない?というところで、健康に関する医療費とか水道光熱費は同じにしてあります。
食費は少々節約、被服費、交際費などは50%ぐらいにしたのもあるけど、
その月々で、使ったり、使わなかったりとかがあるので相互に調整していけばなんとかなるのかな?と思います。
そこで、この場合の収支を計算してみましょう。
収入 209,198円 - 支出 204,279円 = あまり 4,919円
収入の範囲でした!
65歳からのライフステージは変化していく
このように計算してみましたが、夫婦2人で65歳から30年同じように生活なんてできません。健康寿命まで10年はこの計算でいけるとして、
残り20年はどこでどう過ごすか?2人か、1人になってしまうのか?
1人になったとして、主な人が残るのか扶養されていた方が残るのかでずいぶん違ってきますね。
さらに、収入の方も現役時代の収入によってこの統計の20万円程度は平均なのであって数万円のバラツキはあるでしょうし、国民年金だけ、な場合もあってこの総務省通りの計算にはなりません。
国民年金だけの人もみえると思われますが、
その人達の子供が同居して三世帯なのか、子は独立して国民年金だけの世帯なのか、でも大きく違ってきますね。
確かに、かかる医療費、施設に入るならその月々払う費用の事を考えると
何千万というお金があったとしても不安かもしれません。
でも、実際に身近な例では、
収入も遺族年金の平均より低めぐらいの金額で貯金もわずかでも
夫婦暮らし→一人暮らし→ケアハウス→特養
の生活ができています。
なので、単純計算2000万円不足というのは机上の計算であって、
どこで暮らしているか、誰と暮らしているか、
生活の手助けをしてくれる家族がいるのかいないのか、
様々な要因で、収支もさまざまなんでしょう。
未来なので誰にも、本人でさえさっぱりわかりません。(笑)
みんなが貯金に向かって、消費が冷え込んでいってしまうのでしょうか?
今日、アウトレットに行ったらみなさん元気にお買い物されていたようなので、
大丈夫そうですが、
2000万円しっかり持ってるリッチな人ばかりだったのでしょうか?(笑)
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